ホームページを作る! ってなったとき、まず何をしようと思いますか。
中身をどうしよう…もだと思いますが、トップページのデザインが気になる方って多い気がします。
素敵な画像にしたい。。。
このホームページのような雰囲気にしたいなぁ。
マイホームを作るときのように、あれこれ夢が膨らむ方は特に女性には多い気がします。
ですが、ですよ。
実はホームページに素敵なデザインってそれほど重要ではないのです。
ホームページが見られているのはスマートフォンからが半数という事実
様々なデータからわかるのですが、インターネットの利用手段(検索に使用する機器)は、スマートフォンである人が半数以上になります。
実際あなたも、何かを検索しようとするときに使うのは、スマートフォンですよね。
スマートフォンってご存じのように、とても小さな機器であるわけなので、見えるのはあの小さな四角いの世界。
多くの人が使用しているアメーバブログも、どんなにヘッダーにこだわっていたとしても、アメブロアプリで見えるのは、タイトルやプロフィールなどの文字のみですよね。
ホームページも同じです。
どんなに素敵にトップページの画像を加工したとしても、ものすごく縮小して表示されますし、動きのある動画にしたとしても、パソコンで見たときのような迫力はスマートフォン上では感じられないことでしょう。
あなたがもし、画像加工技術が長けていて、簡単に作れるから大丈夫!というのではなければ、見た目を重視して作成するのはもったいないです。
というのも、もし外部に受注するのであれば、そこに注目して制作会社を選んでしまうと目的と違うところに着地してしまう可能性が高いですし、自分で作ろうというのであれば、そこよりも時間をかけるべきところがあるよって話なのです。
あなたの理念は?商品・サービスの中身は? まずは中身を固めるのが大事
見た目の雰囲気づくりより大切なのは、中身です。
いわゆるコンテンツっていうものですね。
あなたの目指しているものはどんなことですか?
あなたはどんな人ですか?
とんな商品・サービスを提供しているのですか?
そこをしっかり考えて、言葉を選び、きちんと伝えること、それが何よりも大切です。
そこばっかりは、人に頼むことは絶対にできません。
きちんとしっかりと自分自身や自分のサービスを見つめ、コンセプトやメニューを固めましょうね。
そして、それらをわかりやすく配置し、それが気になる・見たいという人がきちんとそのページにたどり着けるように誘導することも大切です。
ほしい方がまっすぐたどり着ける導線が何より大事
それらがきちんと配置できたうえで最も大切なことは、お申し込みまでの誘導です。
あなたは、せっかくこのサービス・商品が魅力的! ほしい! って思ったのに、申し込み方法がわからない…って経験はありませんか?
必ず、トップページからまっすぐ申し込みページに行けるようにしましょう。
そして、その入り口がすぐわかるように、できればあなたのホームページを開いたときに、最初に見える画面上に現れるようにしましょう。
また、サービスの案内ページからも行けるようしましょうね。
理想は、CTA (Call to Action)と言われるものを使用して、ブログからも申し込みページに行けるとよいですね。
ほしいと思った瞬間に申し込めるコト、それを意識してみましょう。
自分自身がお客様だとしたらどう見えるか?を、常に意識することが大切です。
プロっぽさを演出することは大切
とても素敵感を出してもそれほど関係ないよって話をしましたが、実はまったく気にしなくていいってわけではありません。
商品・サービスを販売する、という時点であなたはプロです。
なのでホームページがあまりにも手作り感が漂っていては、素人で適当にビジネスしている、というイメージを持たれかねません。
全体的にプロっぽさを演出することは、必須ではあります。
では、どうやってプロっぽさを出すか、と言いますと、統一感を出す、ということになります。
例えば、色。
基本の色を3色程度にして、それでまとめていきます。
好みの色味というのももちろんあると思いますが、基本は自分がターゲットとしている方をイメージさせるもの、または自分の商品・サービスをイメージさせるもの、になります。
もしあなたが、植物系の仕事をしているのに、蛍光色っぽい色味を使用したら、人工的な感じがしてぱっと開いたときに、まさか植物系のホームページだとは認知されにくいですよね。
自分の商品・サービスのジャンル×ターゲットで、選びましょう。
「配色 ○○」で検索すると、いろいろな参考サイトが出てきますので、それを参考にしてみると安全です。
素敵なデザインのホームページは集客効果があるとは限らない
素敵なホームページを作ることよりも大切なことがあるよ~というお話をしてきました。
- 中身をしっかり作りこむこと
- 申し込みまでの導線を引くこと
- プロっぽさを出すこと
を今回はお話しましたが、他にもあります。
そのことについては、また少しずつお話していきますね。
まずは、素敵なデザインにすることに使う頭や労力を、中身の充実に費やしてみてください。
素敵なデザインすることは、そのあとで考えましょう。
ホームページは生き物です。
常に進化させていかないと意味がないので、あなたのビジネスの成長ととももブラッシュアップしていくものなのです。
作ろうとしている今、そこであなた史上最高のものを作る必要はないのです。