キラキラ起業の罠-個別相談は危険レベルMAX

プチ起業をしているみなさんの成功したい! という思いを、間違った方に導いてしまうようなワナがこの世にはたくさんあります。(意図的ではないにしても)

私の過去の恥部をドーン! と披露することで、みなさんがそういう場面になったときにふと立ち止まって考えくれたらよいなという思いを込めたシリーズその2です。

前回のお話は、1DAYレッスンから謎の個別相談の約束をしてしまったところまででした。

さて、その個別相談。果たしてどんな感じだったのでしょうか?

目次

個別相談はまさかの主役の遅刻で始まった

その日の個別相談の場所はとあるホテルのティールーム。

一人でマクドナルドでお昼を食べることすらできない私が、ホテルのティールームに一人で向かうだけでもドッキドキ。

なのに、「そのティールームのどこに」という指定も、「そこについたらこうして」という指定もありませんでした。(よい子の皆さんは、初めての方と待ち合わせするときにはきちんと連絡先等指定しましょうね)

どうすればいいの?とあたふたしていたら、やっとメールが入ってきました。

どうやら遅刻しているらしい。

やっと現れたその方は、相変わらずの強いオーラでしたが、遅刻を大して詫びることもなく、「すごいプランができたの~」と謎の言葉を発したのでした。

?であります。

復習しましょう。

私がその方の1DAYレッスンに行ったのは、体によさげな食事法が知りたかったからです。

もちろん、その方の1DAYレッスンの告知もそのようなことが書いてあったはず。

謎の起業プランをプレゼンされる

個別相談って何? と多少疑問に思いつつも、今のわたしに効果的な食材の話とか、彼女が進める体に良いとされる食事法の根拠とか、そういったことを聞けるのでは? という期待をしていたのです。

が、実際は質問をしても、肩透かしというか微妙にずらした回答が返ってくるのみで、的を得た答えを得ることができませんでした。

どう表現したらよいか難しいのですが、論点がずれているというかずらされているというか・・・

その一方で、彼女が私に伝えたいこと、つまり謎のプランのお話になると流ちょうに話し続けるのでした。

その内容というのは、彼女がやっている食事法のレッスンを私向けにアレンジしたもので、これをやれば私も月商7桁間違いなし! だそうだ。

正直、私自身がそれなりに個人事業で生きてきたので、その内容はかなり???でした。
(が、彼女のような自信満々のオーラつよし!な人がそんな馬鹿なことを提案してくるはずがないと思っていました)

さらに、彼女が育てる起業家のランクアッププランを提案されたのでした。

その費用はまぁ、当然ながら結構なもので。

もちろん、提案された内容も?だし、金額も金額だし、体調も体調だしで、いやー無理ですよぉ~なんてもぞもぞ答えるだけで精いっぱいだったのですが…

その時、決定的なある一言を言われたのです。

できるかできないかではない。やるかやらないか、だよ。

自分がずっといろいろがんばってやってきたのにいま一つ成功できない。

後から出てきた人たちが楽しそうに成功している。

自分に何が足りないんだろう。

そういうことが頭の90%を占めていた私の耳に入ってきたこの言葉。

できるかできないかではない。やるかやらないか、だよ

確かに、いままで「できない」ことはやらずに来た。

「やってみる」ことをしたことがあったか?

確かにやったことがありませんでした。

絶対できないと思っていたから。

そこでオーラ全開キラキラの彼女に、私が導いてあげる! と言われたら…

やれるかもしれない…

新しい自分になれるかもしれない。

そんな風につい思ってしまったのでした。

その場で、なぜかLINEグループに入れられ、あいさつさせられました。

もう逃げられません…

まとめ 断れない人は個別相談は避けましょう

無料個別相談というのは、バックエンド=高額商品を提示される場所です。

とにかく、「断れない人」は安易に人の話は聞いてはいけません!

また、心がちょっと弱っている人も洗脳されやすい状態になっているので、その気になってしまう危険大です。

逆に、本当にあなたのためになる場合もあるので、すべてやめなさーい、というわけではありません。

その場合は、一度持ち帰る勇気をもって挑んでくださいね。

ちなみにですが、その個別相談の時に、1DAYで一緒だった他の方はどうしたのか?と尋ねてみました。

その時、お断りしたという他の方はかなりディスられていまして…

そうなるのが怖い、というちょっとした強迫観念みたいなものがあったのでした。
(今思えば、そんなこと言う人、信じられませんけど)

そんなこんなで、

これまでやってきたこと以外のことをしてみる。

できないこともやってみる。

新しい自分への挑戦が始まったのでした。

さて。

私は劇的に変わったのでしょうか?

その3へ続きます。

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