ここのところ、信頼貯蓄型ブログの講座を通して、たくさんの方のホームページを見させていただく機会がたくさんありました。
その方のホームページを見ながら、個別に相談に乗っているわけですが、お話を聞いていると???となることが多いのです。
本当にいろいろなパターンがありますが、ぐるっとまとめて言いますと、「お前のオールを任せるな!」です。
そう声を大にして言いたいのです。
言われたことをすべて形にしてくれてしまうパターン
頭脳明晰で、何でもマインドマップにするタイプの方がいらっしゃいまして。
ものすごい緻密にホームページのコンテンツを考えたようで、それをマインドマップにして渡したらしく、それをそのまま形にしてくださったわけですよ。
まぁ、本人の思い通りに出来上がった、といえば、そのwebデザイナーさんの仕事は正解ではあります。
じゃあ、何が問題かといいますと。
そのホームページは、その方が伝えたいことを伝えたい形で表現した場所になっているってことなんです。
え?それなら別にいいのでは?と思います???
では、ここで問題です。
ホームページって、なんのために作ると思います?
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そう。お客様にあなたのサービスを見つけてもらって、内容を知ってもらって、購入してもらうため、ですよね。
自分が知らせたいことを知らせたい形で表現したってことは、それはあなたの芸術作品であっても、あなたの代わりに商品を売ってくれる頼もしい仲間、ではないってことになるんですよね。
具体的に言うと
- 実際にそこを訪れた人にとって、魅力的または役に立つ内容になっているか?
- 目的の場所にわかりやすくたどり着けるか?
に問題があったのです。
マーケティング的視点で修正をしようと思っても難しい…
このままじゃサービスは売れない、ということで、修正をして差し上げることになったのですが。。。
実は、そのホームページは完全にオリジナルのテーマだったのです。
彼の好み・希望に合わせてきちんと1から作り上げてくれたんです。
それはある意味、プロとしては正解ではあります。
ですが、その方のリクエストで「自分で更新していきたい」というものがあったようなのですが、実際はそれをすることがとても難しいものになっていました。
希望する世界観や載せたい内容などを、自由自在に素敵に完ぺきに表示させるには、緻密なコーディンクが必要になるわけです。
そうなってしまうと、素人に毛が生えた私でも、いろいろ変えようとすると時間がかかってしまうわけで、ましてや完全に素人のその方には、到底、自らの手で更新するのはかなり難しいと思われました。
おそらくですが、その制作者は、本人に更新ができないだろうという前提で制作しているのだと感じました。
web制作者の生きるための術に対抗するには「知ること」以外ない
つまりですね。
自分では更新できない→依頼してくる
という流れが、制作者さんにとってはとてもお得な仕事になるのです。
こういうことは、たぶんあちこちで起こっているのだと思います。
制作者さんだって生活があります。
ぶっちゃけ、Wordpressは素人さんでもそれなりに使えるとても優れもの。
そんなものが現れたら、webで大金を稼いでいた方々にとっては死活問題です。
(かつてはweb制作で一本70万とかとかもらえたことがあったなぁ…遠い目)
できるだけややこしくして、案件を継続させることが生きるための方法になってくるわけです。
彼らを責めるわけにはいきませんが、小さな修正のたびに経費が掛かるのはたまらない、というのではあれば、「Wordpressは素人さんでもチャレンジできるツールである」という事実を知ってください。
パソコンが苦手だから…と言わないで、挑戦してみませんか。
アメブロをしていて、アメブロでカスタマイズしているなら(枠線で囲む、とか)、むしろ簡単ですよ。
ちなみにですが…彼には、その大枚はたいて作ってもらったホームページをあきらめてもらい、市販のテーマを入れて作り直しました。
(割とすぐ検索で引っかかるようになりましたよ~)