「私は文章が下手。だからブログが書けない～」と思っていませんか?
私も実は数年前、そうでした。
かなりの数のブログを書いていたし、集客という意味ではうまく行っていたのです。
それでも、「こんな文章じゃダメだわ。もっとうまくならなきゃ」って思っていました。
文章がもっともっと上手になったら、もっとお客様がわんさかやってくるのか?
そのことについて、私が思うところをお話してみますね。
私のライティング講座体験談
私は自分の書く文章に全く自信がなくて、こんなんじゃだめだわ! と思い、ライティング講座の添削を受けた経験があります。
お題が与えられて、それについて自分の立場を明確にしながら自分の意見を〇文字以内で書いてください、というものでした。
ブログをいつも書いているので、文章書くこと自体は苦ではないし、わかりやすく書くことはそんなに苦手ではありませんでした。
いただいたお題のルールをしっかり確認し、推敲を重ねて、いざ提出!
それでも、バシバシ添削されてもう一度! と言われました・・・
その指摘に合わせて修正し、提出しました。
すると再度、修正点を指摘されて返ってきました。
そこで、私はもうやめよう…と思ったのです。
指摘されてショックだったわけでも、修正させられて自信を無くしたわけではないんです。
実は、直されれば直されるほど、自分らしさがなくなっていくという感覚を覚えたのです。
確かに文章は理路整然としていくし、美しい文章になっていって、さすがプロだわ…と思ったのです。
でもね。なんだかつまらないなって。
美しくて読みやすい文章というのは、クセがなく色もない、そんな感じ。
私らしさも、私の中にある熱い気持ちも、整理整頓されて、形が整っていく度に薄くなり、消えていきます。
もはや、私が書く意味ってあるのか?そん感じです。
ライティング講座ってそもそもどういうところ?
ライティング講座というものは、基本的にはライターさんを育成するところです。
ライターさんというのは、皆さんが普段目にする雑誌やニュースサイト、情報サイトなどに掲載されている文章を書くプロの方たちです。
つまり、読みやすく、わかりやすい文章を書く方法や、文章校正の基本などを学ぶところです。
(「ライティング」の前や後ろにプラスして言葉がつく場合は、ちょっと違っている場合があります。)
つまりですね。
お題に対して正しい、美しい文章を書く方法、テクニックを教えてくれるところなのです。
ある意味、ライターさんの書く文章にはわかりやすい個性は必要ないんだと思います。
集客ブログは個性的であれ! エモーショナルであれ!
何度も言っているので耳にタコだとは思うのですが、集客ブログの役割は、美しく真実を伝えること、ではありません。
あなたがどんな人なのか?
何にこだわってビジネスをしていて、商品・サービスにどんな思いが込められているか?
などを伝える場所なのです。
つまり、それを読む未来のお客様は、血が通っていて、感情のあるあなたのことが知りたいし、そんなあなたを感じたいのです。
どんなに流ちょうな文章でも、心が感じられなければ、どうしたって他人の心を揺さぶることってできないのですよ。
あなたの熱い気持ちがこもった文章を読んで、未来のお客様の心を揺さぶることができたとき、あなたの商品を買いたい!という欲求が沸き起こるのです。
文章の技術を学ぶことより伝わることを意識して書くことを続けてみましょう
あなたがもし、文章が上手に書けない…と悩んでいるのでしたら、まずはどんどん書いていて見てください。
美しい文章を書くことでは、あなたのビジネスを加速させることにはならないのです。
あなたの中にあるこだわりや、お客様にこうなってほしいと思う気持ちなどを、伝わってほしい、伝わるかな?という気持ちをもって、とにかく書いて行ってみてください。
かきづければあなたなりに、文章力は必ず上がっていきます。
今この記事を書いていて、過去のライティング講座受講時に感じてたことをありありと思いだしてしまいました。
わたしが目指すのはエモーショナルなライティング。
改めて、自分が主催する「ブログマラソン」の講座は、本当にみなさんが楽しみながら、自分自身と向き合えて、自分らしさを表現できる、そんな講座にしていきたいなぁ…と思いました。
やっぱりブログの力ってすごいですから。
