「人にやさしくする前に、まず自分を大切にしましょう」
「自分に優しくしてあげて、自分が満たされたい愛の器から愛が溢れたら、そこでやっと他人にやさしくなれる」
なんてお話、耳にしたことありますよね。
自分に優しくする
自分を愛する
そんなこと、どうやったらいいの?できない~なんていうオトナ女子、多いんじゃないかな。
私もそうでした。
家族のこと、周りの人のことを夢中でやってきて、自分のことなんて二の次でがんばってきたものね。
でもね。そんなあなたに言ってあげたい。
そろそろ自分のこと、大切にしてあげませんか?
難しくないですよ。
誰にでもできる、当たり前に見えて実はしていないこと、私が教えますから。
あなたには自然に湧き出る感情があること、気づいてますか?
こんなにみんなに尽くしているのに、お礼すら言われたことがない
がんばっておいしいものを作っているのに、反応もない
そんな時、あなたの心の奥がチクっとしませんか?
「くやしい」「かなしい」「さびしい」…
それを飲み込んでしまっていませんか?
勝手に湧いてくるソレ、あなたの大事な感情です。
黒いかもしれません。
汚いかもしれません。
でも確かにあなたの中に湧いているのです。
湧いてきた感情を思考で処理済みにしていませんか?
私が過去にやっていた思考のパターンをお話しましょう。
こんなに○○したのに…
が湧いてきたら、
「これをしたのは自分の意思。
相手が求めてきたわけではない。
自己満足でやったんだから、相手に反応を求めてはいけない」
だから、この感情は間違いである。
ポン! (処理済みハンコを押す音)→処理済みの箱へ
どうですか?
あなたはこんなことしていませんか?
ネガティブな感情が湧いてきたとき、”それは良くないものだ”と思っているので、自分の中に存在していること自体が不快。
だから、なんとかしてできるだけ早くフタをして、なかったことにしなくてはなりません。
そのために思考をぐーるぐる働かせます。
自分の中で、理由をつけて、自分の思考に×の審判を下して退散させるわけですね。
こういうことをあなたもしてしまっていませんか?
他者の本当の気持ちを知ることはできないのです
自分の中で、これは絶対真実だ!と言い切れることって、自分の中にあるものと、目で見えている客観的な出来事だけだって知っていますか?
あなた以外の世界の真実は、あなたには絶対にわからないってことなのです。
例えばですが。
あなたが誰かとお話しをしているとき、相手の顔が曇ったように見えたとします。
あなたは「何か気分を害することを言ってしまったかな…」と悩み、「何か悪いこと言った?」と相手に聞いたとします。
相手が「何も言われてないよ~」と言ってくれたとしたら、あなたは安心することでしょう。
でも、その相手の言葉が嘘かもしれませんよね。
または、「悪いこと」は言っていないけど、「嫌なこと」は言われたと思っているかもしれません。
(気持ちの言語化の難しいところなんですけど)
つまり、相手に確認する行為って、真実を知る手段にはなりえないんですよ。
ただ自分を安心させたいためだけの行為でしかないのです。
湧いてきた感情こそが真実です
逆にですよ。
自分の中に湧いたことは、絶対に真実だってわかることだと思いませんか。
だって確実にあなたの中にあるでしょう?
だから、その感情がそこにあることを認めてあげてほしいのです。
その感情には「いい」も「悪い」もないんです。
ジャッジメントはしないでくださいね。
その感情を外に出して、誰かにぶつけてしまったらまた別なのですが、自分の内側にある分には誰にも見えません。
そこにある感情をそのまま「ある」と認めてあげて
だから、もしなんかしらの感情が、あなたの中でむくむくっと湧いてきたならば、いいか悪いかなんて考えずに、そのままよしよししてほしいのです。
「おっ私の中にこんな感情があったのか」って。
そうか。かなしかったんだねー
うんうん。悔しかったね。
って。
あることをあると認めてあげる。
で感じまくってください。
悲しいよぉぉぉぉ
くやじいよぉぉぉ
って。
そのまま感じきってあげると自分がものすごく喜ぶんですよ。
で、きちんとその感情が昇華されるのです。
思考でフタをして、処理済みにしておいた感情は、昇華されずに残るので、いつかパンパンになって爆発しちゃうこともあるんですよ~
人によっては病気になっちゃうこともありますからね。(それ私)
まとめ 感情は一番素の自分から生まれるものだから
感情っていうのは、湧かせようとして湧くものではありませんよね。
むしろ、そんな感情は私にあるはずがないってないことにしたいのに、湧いてしまうもの。
つまり感情は、あなたの真ん中の本当の自分、作られたいい子ちゃんの自分ではなくて素の自分からの叫びだと思うのです。
それをないことにするってことは、本当の自分自身を否定することと同じこと。
だから、自分から出る感情をきちんと自分自身が受け止めてあげるってことは、自分を大切にすることにつながるのです。
自然とわいてきた感情を思考でないものにしたりせずに、認めてあげて、いい子いい子してあげて感じきる。
そうするとあら不思議。
だんだんと自分が満たされていきます。
感情にふたをするってことは、ありとあらゆることにマヒしていくので、「うれしい」や「幸せ」という感情にもふたをされてしまうんです。
感情をきちんと受け止めていくと、「幸せ♡」という気持ちもたっくさん湧いてくるようになりますよ~。
だまされたと思ってやってみてね。
うまく行ったら…ぜひご報告ください。